小手森綾香

小手森綾香 生命・環境科学部 特任助教

「栄養疫学と食の価値創造」

疫学は、疾病や健康に関する様々な事象の頻度や分布を観察して、それらに影響を与える要因を明らかにし、実現可能な対策法を樹立するための科学です。栄養疫学ではとくに、食事そのものや食生活の視点から健康との関係を明らかにします。

 本講演では、麻布大学ヒトと動物の共生科学センターで取り組んだメタアナリシスの内容を紹介するとともに、食の価値創造における栄養疫学の役割についてご紹介いたします。

研究テーマ

・食事調査法および食事評価法の開発とその妥当性評価

・がんの栄養疫学

・ヒトと動物の共生科学に関する環境疫学

麻布大学食品生命科学科では、学びの特色の一つとして「食の情報」分野を新たにスタートさせました。食の情報分野では、ヒトを対象とする栄養疫学研究とデータサイエンスの考え方を融合させ、食のデータサイエンティストの育成を行っています。

学科WEB

教員プロフィール

農・動物・未来研究会

麻布大学と東京農業大学では共同研究プロジェクトを開始しました! 今回は2回のセミナーの実施を計画しています。 その案内、当日の様子などをこちらからお伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000